久留米三社参り

初詣はどこに行くのか尋ねると、高良大社、水天宮、篠山神社と返ってくることが少なくない。

高良大社は1600年以上の歴史を持つ。国重要文化財の社殿は、現在、お屋根替えの工事中で見ることができない。

水天宮は1190年創建とされる。宮司家は、幕末志士真木和泉が輩出した。一昨年が彼の没後150年であった。

篠山神社は明治12年に久留米城跡に社殿が完成した。由緒でいえば、大善寺玉垂宮の方が古い。ただ。そちらは鬼夜の日に行くという向きもある。

三社参りは西日本でも特に福岡県に強く根付いた風習とも聞く。

今日における久留米三社参りの傾向については、近代以降の観光地化や、戦時期における機能や、いろいろ要因はあるのだろうなぁと思うのですが、毎年初詣は市内の天満宮にお参りしています。